画面越しの君へ
じゅん君としばらく会話をして彼が住んでいるのは私の家から1時間半ほどの少し遠い場所に住んでいることが分かった

「もし、じゅん君と会えるーってなったら飛んでいきます」



と言うと



「ありがとう!めっちゃ優しいやん✨」



とお褒めの言葉を頂き一人テンションが上がる



それから

彼の休日の過ごし方や趣味の話をして、だんだんとじゅん君からメッセージが返ってくる頻度が早くなり、



「会いたい~」


と冗談半分で言うと



「めっちゃかわいいこというじゃんか~」




と言ってくれた。



異性から「かわいい」と言われたことなんて一度もなくて、嬉しかったな。
この時初めてそう言ってくれた。




人間は欲張りなもので、メッセージが続き始めると次は直接声を聴いてみたいと思うようになった。





あまりガツガツ行き過ぎても引いてしまわれたらと、不安になりながらも聞いてみた




「いつか、電話できたらいいなぁ~」







「そうだね~電話したいな~」






あっさりとOKの返事が来て驚きながらも、彼からの承諾に嬉しさが込み上げてきた。


彼はこの時から、本当に人のこと中心に考える人だった。





「みーちゃんがいい日に合わせるよ」





きっと次の日仕事だったに違いないのに、本当は眠たいはずだったのに、君は私に合わせて電話をかけてくれたよね。
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