【完全版】妹が吸血鬼の花嫁になりました。
パーティー準備
冬休み中には有香達地元の友達にも少しだけ会うことが出来た。
永人が以前血を少量入れて操っていたけれど、その影響みたいなものは全くないみたいで安心する。
俊君や浪岡君に会わせてとお願いしてくる様子は、転校する前と同じでちょっとおかしくなっちゃった。
そんな年末年始を過ごし、また出張先へ戻るお父さんを見送る。
そうしたら私と愛良は城山学園へと戻った。
もう厳重な護衛は必要ないけれど、それでも出来る限り守りやすいところにいて欲しいって田神先生に言われていたから。
残りの冬休みは宿題を片付けていたら案外あっという間に終わってしまって、また新学期が始まった。
もうすっかり雪景色となった城山学園で慣れた学園生活を送っていると、吸血鬼達の年明けのパーティーは目前となっていた。
***
「え⁉ これ着るんですか⁉」
パーティーまであと数日という頃、当日着る服を確認して欲しいと言われて愛良と指定された部屋に向かった。
そこに用意されていた衣装を見て、私は思わずそんな声を上げる。
愛良に用意されていたのはバラ色のワンピースドレス。
フォーマルだけど、愛良の可愛らしさをしっかり引き立ててくれるようなデザインをしている。
これを着てドレスアップした愛良は絶対可愛いだろうなって思った。
永人が以前血を少量入れて操っていたけれど、その影響みたいなものは全くないみたいで安心する。
俊君や浪岡君に会わせてとお願いしてくる様子は、転校する前と同じでちょっとおかしくなっちゃった。
そんな年末年始を過ごし、また出張先へ戻るお父さんを見送る。
そうしたら私と愛良は城山学園へと戻った。
もう厳重な護衛は必要ないけれど、それでも出来る限り守りやすいところにいて欲しいって田神先生に言われていたから。
残りの冬休みは宿題を片付けていたら案外あっという間に終わってしまって、また新学期が始まった。
もうすっかり雪景色となった城山学園で慣れた学園生活を送っていると、吸血鬼達の年明けのパーティーは目前となっていた。
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「え⁉ これ着るんですか⁉」
パーティーまであと数日という頃、当日着る服を確認して欲しいと言われて愛良と指定された部屋に向かった。
そこに用意されていた衣装を見て、私は思わずそんな声を上げる。
愛良に用意されていたのはバラ色のワンピースドレス。
フォーマルだけど、愛良の可愛らしさをしっかり引き立ててくれるようなデザインをしている。
これを着てドレスアップした愛良は絶対可愛いだろうなって思った。