貴女ノ為ノ此ノ半年
俺らは公園に着いてからベンチに腰掛け、また茅乃が先に口を開いた、
『で?話ってなに?』
『茅乃さ、今彼氏とかいんの?』
『ん?いないよ?』
『好きな奴は?』
『―…いる。』
『誰?』
『言えないよ…』
『いいから言えよ。』
『…。大空が…』
『待った!!!俺に言わして?多分同じ気持ちだから。』
『…うん。』
『俺は、小さい頃から茅乃が好きだった。付き合ってください』
『…うちもね?小さい頃から、大空が大好きでした。勿論、付き合います。』