貴女ノ為ノ此ノ半年
そのとき、茅乃の声が聞こえたような気がした…

『大空は、生きれなかったうちの為にも生きて?…お願い。幸せになって?あたしの幸せはそれが一番だよ』

そうだ―…

茅乃の為にも生きなければいけないんだ…

でも、もうだめだ…

俺は目を閉じた…

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