男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される
ガチャっとドアが開く瞬間、カイルは素早く1番初めに入って来た男を足蹴りする。
その勢いで後ろの男も一緒に吹っ飛ぶ。
すかさず仮面姿の男が懐から銃を取り出す。
カイルは即座に反応し、銃を構える前に銃口を握り、力で相手側に銃口を向けさせる。と同時にみぞおちに肘を食らわし、怯んだ隙に銃を奪い仮面の男の眉間に当てる。
咄嗟にもう一人が襲いかかるがカイルが持っていた短剣を投げる。太ももに刺さり男は唸り声をあげながら倒れる。
応戦しようと吹っ飛ばされた男達は起き上がるが、仮面の男を盾にしたカイルに躊躇し近づけない。
カイルはその隙にサラをドア裏から連れ出し担ぎ上げる。
仮面の男は眉間に銃口を当てられたまま、動く事が出来ない。
「走るぞ、捕まれ!」
サラにそう伝えると同時に男達に向かって、仮面の男を押し投げ、カイルは走り出す。
サラを抱えているのに全速力で階段を駆け上がる。
サラは速すぎるスピードに翻弄されて、目をぎゅっと閉じて必死でしがみ付くしか出来ない。
あっと言う間に地上に出ると、空に向かって3発銃声を打つ。
その時すかさず、サラを抱き締め耳を抑える事も忘れない。
「大丈夫か⁉︎」
サラはこくんこくんと頷く事がやっとだった。
木の影に隠れて2人、応援を待つ。
数分もしないうちにバタバタと団員が流れ込み地下からボロボロになった4人を連れ出し連行していく。
仮面の男は被っていた仮面を剥ぎ取られ、後ろ手に縛られながらも、カイルに鋭い視線を飛ばし、ニヤリと笑う。
カイルは嫌な予感がする。
きな臭い…
瞬時に脳裏に直感が走る。
「全員、直ちに建物から脱出!!」
そう叫び、サラを抱えて目の前のガラス張りの壁を足でぶち破り外に飛び出す。
ドォーーン!!!!
大きな音と共に爆風で飛ばされて、外の芝生に投げ出される。カイルはサラを咄嗟に庇って下敷きとなる。
その勢いで後ろの男も一緒に吹っ飛ぶ。
すかさず仮面姿の男が懐から銃を取り出す。
カイルは即座に反応し、銃を構える前に銃口を握り、力で相手側に銃口を向けさせる。と同時にみぞおちに肘を食らわし、怯んだ隙に銃を奪い仮面の男の眉間に当てる。
咄嗟にもう一人が襲いかかるがカイルが持っていた短剣を投げる。太ももに刺さり男は唸り声をあげながら倒れる。
応戦しようと吹っ飛ばされた男達は起き上がるが、仮面の男を盾にしたカイルに躊躇し近づけない。
カイルはその隙にサラをドア裏から連れ出し担ぎ上げる。
仮面の男は眉間に銃口を当てられたまま、動く事が出来ない。
「走るぞ、捕まれ!」
サラにそう伝えると同時に男達に向かって、仮面の男を押し投げ、カイルは走り出す。
サラを抱えているのに全速力で階段を駆け上がる。
サラは速すぎるスピードに翻弄されて、目をぎゅっと閉じて必死でしがみ付くしか出来ない。
あっと言う間に地上に出ると、空に向かって3発銃声を打つ。
その時すかさず、サラを抱き締め耳を抑える事も忘れない。
「大丈夫か⁉︎」
サラはこくんこくんと頷く事がやっとだった。
木の影に隠れて2人、応援を待つ。
数分もしないうちにバタバタと団員が流れ込み地下からボロボロになった4人を連れ出し連行していく。
仮面の男は被っていた仮面を剥ぎ取られ、後ろ手に縛られながらも、カイルに鋭い視線を飛ばし、ニヤリと笑う。
カイルは嫌な予感がする。
きな臭い…
瞬時に脳裏に直感が走る。
「全員、直ちに建物から脱出!!」
そう叫び、サラを抱えて目の前のガラス張りの壁を足でぶち破り外に飛び出す。
ドォーーン!!!!
大きな音と共に爆風で飛ばされて、外の芝生に投げ出される。カイルはサラを咄嗟に庇って下敷きとなる。