紙飛行機
-数日後-
コンコン
「はい…」
「こんちは」
入ってきたのは制服姿の河野くん。
「美波達の病室から少し遠いんだな;;」
「あ、はぃ…」
何で河野くんがいるのかいまだに分からない……。
「この前…。俺だけに病気の事言ってくれただろ?だから俺も言いに来た」
「…」
「誰にも言った事無い。ずっと1年の時から俺ん中に閉じ込めてた。」
「俺は美波が好きだ。」
「…」
「…何か反応してよ;;」
「あっす、スミマセンっ!!」
「大胆告白で…///」
「あとさぁー」
河野くんはイスにどかっと座り上を見た。