磁石な恋 ~嫌よ嫌よは嫌なだけ?~
翌週月曜日。
昼休みが始まり真海が席を立とうとすると悠馬がおずおずと話しかけてきた。
「あのさ・・・。」
「な、何?」
───どうしよう。自分の気持ちに気づいちゃったらまともに顔なんか見られない。
「この、エクレアが着てる服ってもしかしてお前が作ったのか?」
そう言ってスマホ画面を見せてくる。そこには猫カフェのSNSが表示されており、猫のエクレアがお菓子のエクレアのコスプレをして映っていた。
キャプションには『エクレア5歳のお誕生日でした!お客様手作りのエクレアのコスプレ☆可愛すぎる(ノ≧▽≦)ノ心のこもったプレゼントありがとうございました!!エクレアもとっても嬉しそう!』とある。
「そうだけど、なんでわかったの?」
「お前裁縫得意って、お前のお母さんが言ってただろ?」
「あ、そうだったね。」
「すげーなお前。」
「べ、別に。ただの趣味だし。」
「イベント楽しかったか?」
「うん。エクレアに関するクイズがあったり、記念撮影したり、お土産に秘蔵写真もらったりした。」
「おお、それはいいな。」
「・・・あんたも、来れば良かったんじゃない?」
───やばい!思わず本音がっ!
「え?」
悠馬は真海のその言葉に驚き、目を逸らしたままの彼女を見つめた。
昼休みが始まり真海が席を立とうとすると悠馬がおずおずと話しかけてきた。
「あのさ・・・。」
「な、何?」
───どうしよう。自分の気持ちに気づいちゃったらまともに顔なんか見られない。
「この、エクレアが着てる服ってもしかしてお前が作ったのか?」
そう言ってスマホ画面を見せてくる。そこには猫カフェのSNSが表示されており、猫のエクレアがお菓子のエクレアのコスプレをして映っていた。
キャプションには『エクレア5歳のお誕生日でした!お客様手作りのエクレアのコスプレ☆可愛すぎる(ノ≧▽≦)ノ心のこもったプレゼントありがとうございました!!エクレアもとっても嬉しそう!』とある。
「そうだけど、なんでわかったの?」
「お前裁縫得意って、お前のお母さんが言ってただろ?」
「あ、そうだったね。」
「すげーなお前。」
「べ、別に。ただの趣味だし。」
「イベント楽しかったか?」
「うん。エクレアに関するクイズがあったり、記念撮影したり、お土産に秘蔵写真もらったりした。」
「おお、それはいいな。」
「・・・あんたも、来れば良かったんじゃない?」
───やばい!思わず本音がっ!
「え?」
悠馬は真海のその言葉に驚き、目を逸らしたままの彼女を見つめた。