磁石な恋 ~嫌よ嫌よは嫌なだけ?~
「・・・さすがに、もうそろそろ行かなきゃな。暑いしよ・・・お前、大丈夫か?」
悠馬が体を離して言う。
「いや・・・無理かも。」
「体調悪いか!?医務室に・・・。」
「・・・違うよ。あんたとこういう風になって、隣の席で普通に仕事出来るかなって・・・。」
真海は頬を赤らめて言う。
「バ、バカそういうこと言うなよ。俺のことは喋るゴリラと思えばいい。」
「あ、そうか。」
「すんなり納得するなよ・・・でも俺はどうすればいいんだ?お前、もう厚化粧じゃないし、喋る猫と思ったとしても、俺心乱れちゃうし・・・。」
「!!ち、ちょっと!」
真海が視線を感じて離れると、建物の陰から新貝と玉川が覗いていた。
「な!何だよお前ら!いつからいたんだよ!ま、まさか、見てた・・・!?」
悠馬が慌てて言うと、新貝がニヤニヤしながら出てきた。
「・・・ふーん、見られちゃまずいことをしてたんですね?随分距離も近かったですし。」
「電話に捕まっちゃってすぐには来られなくて今来たとこなんですよね・・・。」
後から続いてきた玉川が残念そうに言うと、新貝は勝ち誇った表情を浮かべる。
「まぁ、いずれにせよ、高級焼き肉案件ってことで。後日詳しいことを聞かせて頂きましょうか。」
「今城さーん!最初誰かわからなかったですよ~!めっちゃかわいい!女子アナみたい!北岡さん好みに変身しちゃったんですね!愛ですね!きゃ~!!」
玉川は大はしゃぎだ。
「もう、この悪趣味コンビ!あんた達、お似合いだからいっそのこと付き合ったら?」
真海が言うと玉川は目を輝かせて体をくねらせる。
「ですって!新貝さん、どうしましょ~。」
「いや、それはないです。」
「秒で振られた!?」
玉川がうなだれていると悠馬は形勢逆転とばかりにドヤ顔になる。
悠馬が体を離して言う。
「いや・・・無理かも。」
「体調悪いか!?医務室に・・・。」
「・・・違うよ。あんたとこういう風になって、隣の席で普通に仕事出来るかなって・・・。」
真海は頬を赤らめて言う。
「バ、バカそういうこと言うなよ。俺のことは喋るゴリラと思えばいい。」
「あ、そうか。」
「すんなり納得するなよ・・・でも俺はどうすればいいんだ?お前、もう厚化粧じゃないし、喋る猫と思ったとしても、俺心乱れちゃうし・・・。」
「!!ち、ちょっと!」
真海が視線を感じて離れると、建物の陰から新貝と玉川が覗いていた。
「な!何だよお前ら!いつからいたんだよ!ま、まさか、見てた・・・!?」
悠馬が慌てて言うと、新貝がニヤニヤしながら出てきた。
「・・・ふーん、見られちゃまずいことをしてたんですね?随分距離も近かったですし。」
「電話に捕まっちゃってすぐには来られなくて今来たとこなんですよね・・・。」
後から続いてきた玉川が残念そうに言うと、新貝は勝ち誇った表情を浮かべる。
「まぁ、いずれにせよ、高級焼き肉案件ってことで。後日詳しいことを聞かせて頂きましょうか。」
「今城さーん!最初誰かわからなかったですよ~!めっちゃかわいい!女子アナみたい!北岡さん好みに変身しちゃったんですね!愛ですね!きゃ~!!」
玉川は大はしゃぎだ。
「もう、この悪趣味コンビ!あんた達、お似合いだからいっそのこと付き合ったら?」
真海が言うと玉川は目を輝かせて体をくねらせる。
「ですって!新貝さん、どうしましょ~。」
「いや、それはないです。」
「秒で振られた!?」
玉川がうなだれていると悠馬は形勢逆転とばかりにドヤ顔になる。