磁石な恋 ~嫌よ嫌よは嫌なだけ?~
「俺の過去はどうでもいい。とにかく俺、こいつと無人島で二人きりになっても絶対変なことにならない自信ある。」
「いやー、それはどうですかね?とは言え北岡さんも男ですからね。」
新貝がにやにやしながら言うと、悠馬の恋愛話に興味がなさそうにメニューを見ていた真海が慌てて反応した。
「ちょっと気持ち悪いこと言わないでよ!私だってこいつとは正反対の、華奢で中性的な人が好みだから。ほら、あのバンドのボーカルみたいな。私だって、地球でこいつと二人きりになっても絶対恋に落ちない自信ある。」
「それはわかんないですよ?喧嘩するほど仲が良い、とか嫌よ嫌よも好きのうち、とか昔からよく言うじゃないですか。ドラマとか漫画とかでもそういう二人の方が意外にコロッと恋に落ちちゃったり。」
玉川がうっとりしながら言うと真海と悠馬は自信たっぷりに反論する。
「もう、玉川ちゃんたら乙女なんだから。私とこいつに限ってはそれは100%ないね。嫌よ嫌よは嫌なだけ。」
「そうだな。もし今後俺がこいつとどうにかなったらお前達に高級焼き肉屋の一番高いコースおごってやるよ。天と地がひっくり返ってもないからな。」
「そうだね。そこだけはあんたと同意見だわ。」
「俺とこいつは対極なんだよ。仕事の仕方も性格も。そうだ、磁石のN極とS極みたいなもんだ。」
「え?でも磁石のN極とS極って・・・。」
「引き合ってぴったりくっつきますよね・・・。」
新貝と玉川が指摘したもののちょうど店員が料理を持ってきた為、二人には届かなかった。
「いやー、それはどうですかね?とは言え北岡さんも男ですからね。」
新貝がにやにやしながら言うと、悠馬の恋愛話に興味がなさそうにメニューを見ていた真海が慌てて反応した。
「ちょっと気持ち悪いこと言わないでよ!私だってこいつとは正反対の、華奢で中性的な人が好みだから。ほら、あのバンドのボーカルみたいな。私だって、地球でこいつと二人きりになっても絶対恋に落ちない自信ある。」
「それはわかんないですよ?喧嘩するほど仲が良い、とか嫌よ嫌よも好きのうち、とか昔からよく言うじゃないですか。ドラマとか漫画とかでもそういう二人の方が意外にコロッと恋に落ちちゃったり。」
玉川がうっとりしながら言うと真海と悠馬は自信たっぷりに反論する。
「もう、玉川ちゃんたら乙女なんだから。私とこいつに限ってはそれは100%ないね。嫌よ嫌よは嫌なだけ。」
「そうだな。もし今後俺がこいつとどうにかなったらお前達に高級焼き肉屋の一番高いコースおごってやるよ。天と地がひっくり返ってもないからな。」
「そうだね。そこだけはあんたと同意見だわ。」
「俺とこいつは対極なんだよ。仕事の仕方も性格も。そうだ、磁石のN極とS極みたいなもんだ。」
「え?でも磁石のN極とS極って・・・。」
「引き合ってぴったりくっつきますよね・・・。」
新貝と玉川が指摘したもののちょうど店員が料理を持ってきた為、二人には届かなかった。