アイドル様と激甘ラブ同居!?

あ、危ない人だ。


瞬時にそう思ったけど、今は体がキツすぎて動くことさえも苦しい。



それどころか段々目の前の不審者さんの顔がゆらゆら揺らいで見えてきた。



「あーあ、めんどくさい事は嫌いなんだけどまぁ仕方ないか。」



そう聞こえた途端、


体がフワッと浮くのが分かった。





「ごめんね、今から拐っちゃうけど…。」











「ちゃんと優しくするから、」


最後に聞こえたのは意味もわからないその言葉だった________。




< 13 / 70 >

この作品をシェア

pagetop