アイドル様と激甘ラブ同居!?
それもきっと、ずっと私に寄り添ってくれた雨宮さんのおかげ。


沢山泣いたから、もうきっとこれから流す涙は今回のとは違うものに変わってるはず。


雨宮さんが一体誰なのかは分からないけど、



「…、ありがとうございます。雨宮さん。」



間違いなく雨宮さんは私の救世主。

そう思って眠っていて届くはずが無い雨宮さんに向けて感謝を伝える。




…と、その時。



「ん、気分が軽くなったみたいでよかった。」


「っ、雨宮さん…?!お、起きてたんですか…?」


私を抱きしめる雨宮さんの声が頭上からきこえてきた。
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