アイドル様と激甘ラブ同居!?
そんな希望とは裏腹に、向こうから聞こえてきた声は酷く暗く、残酷なものだった。



「冬ちゃん…?お母さんの看護師の山内です。」


「冬ちゃん、落ち着いて聞いて欲しいんだけど…っ、お母さんが、咲さんが、」





" 午後5時8分にお亡くなりになりました…っ、"




息が止まった。


理解が追いつかなかった。

だけどこうゆう時、体は分かっているもので歩いていた私の足は、


一気に走り出していて、










目の前は真っ暗な暗闇へと変わっていっていた________。


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