アイドル様と激甘ラブ同居!?
「冬ちゃん、ごめんなさいっ、私達何も出来なかった…っ、ごめんなさい、ごめんなさい、っ」


お母さんの仲良しの看護師だった山内さんには、

沢山謝られた。


山内さんは何も悪くないのに、なのに、今は励ましの言葉すら掛けてあげられなくて、

ただひたすら無言で見つめているだけだった。





「…冬ちゃん、身寄りは…ある?」



呆然とする私に山内さんがそう聞いてきた。

今ここで無いです、なんて言ってしまえば山内さんが更に責任を負いそうな気がして、



咄嗟に嘘をついた。



「大丈夫です、あります。」



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