満月の夜に、オオカミは泣く
満月の夜に…🌕
和奏side-
外には汚い世界と光り輝く月。
私は地味なワンピースをみにまとう。
「行ってくるねハリボー君」
私はすれ違う人に見向きもせず部屋を出て、
長い長い通路を経て、大きな門の前まできた。
っ?
一瞬私と同い年くらいの人がいたような?
気の、せいよね?
大丈夫よバレてない。
パーティーのため開いているもんをくぐる。
門をくぐると、今みで目に映っていた。
楽しいハロウィンの光景とは
打って変わった世界が広がっていた。
「私、本当にでちゃったよ。」
出たはいいけど⋯
見渡す限りめをつぶりたくなるほどキラキラした世界。
キラキラ⋯⋯なんだけど、汚いのはどーして?