売られた幼女令嬢は、冷酷な妖精王と（元）騎士団長パパに溺愛されてます

主要キャラクターの説明

■マリエル（６）
主人公
妖精王の娘。妖精王女。
妖精王が侯爵に授けた。

性格は真面目な頑張り屋。泣き虫だが、困っている者がいると助けてしまう優しさがある。

妖精王の娘とは知らず、淋しく育った。

魔力ゼロで魔法は使えない。そのため、｢能なし｣｢役立たず｣と家族からイジメられた。

侯爵夫婦から、魔獣サーカスに売られるが、状況が一変。

人間には理解できないはずの｢魔獣語｣がわかる能力が開花する。

もふもふ達に懐かれ、サーカス団の団員達からも絶大な信頼を得る。

自分が必要とされる居場所を見つけ、養父のアイザックと実父のアウルヴァンに溺愛される。

■アイザック（26）
主人公の味方
魔獣サーカス団のイケメン団長。元騎士団団長。剣の腕前は王国一番。マリエルを我が子のように溺愛する。

性格は曲がったことが大嫌いな正義漢。そのため国王と対立し、騎士団長を辞めた。

｢団長たる者、騎士団でもサーカス団でも、全部まとめて面倒みるぜ！｣が口癖。

侯爵邸に招かれた際、マリエルがあまりにイジメられていたので、多額の金を払い侯爵家から救い出した。
マリエルを生涯守り抜くと誓う。

実父の妖精王からマリエルを返せと脅されても、一歩も引かない頑固者。

実父のアウルヴァンとは、どちらがマリエルを独り占めするかで、いつも揉めている。

■アウルヴァン
主人公の味方
年齢不明。妖精王。マリエルの実の父親。
緑の髪と蒼い瞳の、美貌の青年。
自然を操る強大な力を持つ。

子供のいない侯爵夫婦の祈りに応えて、赤ん坊だったマリエルを授けた。

性格は苛烈で、人間が誓約を破れば容赦なく懲罰を下す。その反面、慈悲深く、特にマリエルを溺愛する。

｢マリエルを我が子のように愛す｣という誓いを、侯爵が破ったため激怒。王国に天災をもたらす。その結果、侯爵一家は自滅した。

マリエルをアイザックから取り戻そうとするが、サーカス団に自分の居場所を見つけたマリエルに懇願されあきらめた。

つらい思いをさせたマリエルへの罪滅ぼしもあって、とにかく溺愛する。

アイザックとはどちらが父親にふさわしいかで、いつも揉めている。

■エリザ（５）
悪役
マリエルの妹。侯爵夫婦の実の娘。
性格は自分勝手でわがまま。両親とともにマリエルをいじめていた。

没落後は親に売られ、また逃げ帰るという｢偽の人身売買｣をやってボロ儲けする。

両親の逮捕後は、｢贅沢できない生活はイヤー！！｣と泣き叫びながら、修道院に送られた。