天涯孤独となったはずなのに幸せに溢れています
「俺は何度も言ってる。これからだって何度でも言う。茉莉花が好きだ。他の声が耳に入らなくなるまで言い続ける。自信が持てるようになるまで言うから、俺を嫌いにならない限りここからは逃げられない」
いつになく強い口調の彼の言葉に喉の奥が締め付けられた。
「茉莉花が疑うのならAnge fleur Jusminを辞めるよ。俺の意志はそのくらい強いんだと分かってもらえるのなら容易いことだ」
「辞めるなんて、そんなのダメ。啓介さんは佐倉さんの元で働いている姿は輝いてますよ。やりがいを感じてるって分かります。私のせいで辞めるなんてやめてください」
「でも茉莉花が少しでもそれで気持ちが楽になるのならいい。それくらい俺は茉莉花を大切に思ってるんだ。周りに陰口を叩かれ、傷つけるなら守りたい」
彼の言葉ひとつに胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
私はもう彼から離れられない。
彼の言葉を信用していないわけじゃなかった。けれど彼女たちの言葉を聞いて疑ってしまった。それは全て自分のせい。自信のない自分が啓介さんを傷つけてしまった。
「ごめんなさい。ごめんなさい……」
「謝らなくていいんだ。俺がもっと茉莉花に自信をあげる。俺の腕から逃げ出さないくらいに甘やかして愛してやるからな」
そう言うと彼はヒョイっと私を持ち上げ立たせると今度は向かい合わせで私を座らせた。
いつになく強い口調の彼の言葉に喉の奥が締め付けられた。
「茉莉花が疑うのならAnge fleur Jusminを辞めるよ。俺の意志はそのくらい強いんだと分かってもらえるのなら容易いことだ」
「辞めるなんて、そんなのダメ。啓介さんは佐倉さんの元で働いている姿は輝いてますよ。やりがいを感じてるって分かります。私のせいで辞めるなんてやめてください」
「でも茉莉花が少しでもそれで気持ちが楽になるのならいい。それくらい俺は茉莉花を大切に思ってるんだ。周りに陰口を叩かれ、傷つけるなら守りたい」
彼の言葉ひとつに胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
私はもう彼から離れられない。
彼の言葉を信用していないわけじゃなかった。けれど彼女たちの言葉を聞いて疑ってしまった。それは全て自分のせい。自信のない自分が啓介さんを傷つけてしまった。
「ごめんなさい。ごめんなさい……」
「謝らなくていいんだ。俺がもっと茉莉花に自信をあげる。俺の腕から逃げ出さないくらいに甘やかして愛してやるからな」
そう言うと彼はヒョイっと私を持ち上げ立たせると今度は向かい合わせで私を座らせた。