天涯孤独となったはずなのに幸せに溢れています
テーブルの上に用意されたさまざまな形のボトルに色とりどりのドライフラワーやドライフルーツ、ビー玉やカラーサンドなどが置かれていた。
好きなボトルに好きなように入れ、最後にシリコンオイルを流し込めばいいというのが簡単な説明だった。
これって簡単なようで1番センスが問われるやつじゃない、と恐る恐る他の人のを見たり完成作品を見回しているとサロンエプロンをつけた女性が回ってきた。
「イメージはつかめてますか?」
「それがまだ……」
「ではテーマを考えたりするといいですよ。カラーでもいいです。部屋に飾るには何色がいいかな、とかから考えてみるといいですね。好きなものが飾られているのが一番ですからまずはお試しってことでドライフラワーの好きなものを選んでみてくださいね」
私と蘭子に声をかけると隣のテーブルへ移動してしまった。
私たちは王道の細長いボトルを手にするとドライフラワーを手に取り始めた。
私はシルバーデイジーとペッパーベリー、千日紅、紫陽花、かすみ草で赤紫系の暖色系にすることにした。
蘭子は彼女のイメージ通り、ビタミンカラーの黄色やオレンジ系を中心とした花材を選んでいた。
性格が出るなぁとちょっとおかしくなった。私はつい無難な組み合わせで見本のようなものになってしまうが蘭子は大きな花をメインに入れていた。けれどそこにオレンジのスライスが入りナチュラルなテイストになっていた。
長いピンセットを使い、瓶の中へ並べていくのはなかなか難しかったがオイルを流し込み仕上げまで1時間少しで終わることができた。
思っていた以上の仕上がりにテンションが上がり、部屋に飾るのが楽しみになった。
好きなボトルに好きなように入れ、最後にシリコンオイルを流し込めばいいというのが簡単な説明だった。
これって簡単なようで1番センスが問われるやつじゃない、と恐る恐る他の人のを見たり完成作品を見回しているとサロンエプロンをつけた女性が回ってきた。
「イメージはつかめてますか?」
「それがまだ……」
「ではテーマを考えたりするといいですよ。カラーでもいいです。部屋に飾るには何色がいいかな、とかから考えてみるといいですね。好きなものが飾られているのが一番ですからまずはお試しってことでドライフラワーの好きなものを選んでみてくださいね」
私と蘭子に声をかけると隣のテーブルへ移動してしまった。
私たちは王道の細長いボトルを手にするとドライフラワーを手に取り始めた。
私はシルバーデイジーとペッパーベリー、千日紅、紫陽花、かすみ草で赤紫系の暖色系にすることにした。
蘭子は彼女のイメージ通り、ビタミンカラーの黄色やオレンジ系を中心とした花材を選んでいた。
性格が出るなぁとちょっとおかしくなった。私はつい無難な組み合わせで見本のようなものになってしまうが蘭子は大きな花をメインに入れていた。けれどそこにオレンジのスライスが入りナチュラルなテイストになっていた。
長いピンセットを使い、瓶の中へ並べていくのはなかなか難しかったがオイルを流し込み仕上げまで1時間少しで終わることができた。
思っていた以上の仕上がりにテンションが上がり、部屋に飾るのが楽しみになった。