天涯孤独となったはずなのに幸せに溢れています
翌朝、10時を過ぎた頃佐倉さんは部屋にやってきた。
「あけましておめでとう。お邪魔させてもらうよ」
「あけましておめでとうございます。どうぞお入りください」
「社長、あけましておめでとうございます」
「竹之内か。まさか……」
佐倉さんは啓介さんを睨んでいたが、大きく息を吐き出すと仏壇の前に座った。お線香をあげ、何か仏壇に供えていた。
「社長、昨日は悪いことしてませんからね。普通に歌合戦を見て、神社に行っただけですから」
背中に声をかけているが反応せず、遺影に手を合わせていた。
見たところ、チョコレートらしきものが供えられていた。
「京香さんの好きなチョコレートをこの前思い出したんだ。あとで茉莉花ちゃんが食べておくれ」
「ありがとうございます」
他にも紙袋に色々入ったものを手渡された。
覗き込むと高級なお店のお菓子がいくつも入っていた。
「あけましておめでとう。お邪魔させてもらうよ」
「あけましておめでとうございます。どうぞお入りください」
「社長、あけましておめでとうございます」
「竹之内か。まさか……」
佐倉さんは啓介さんを睨んでいたが、大きく息を吐き出すと仏壇の前に座った。お線香をあげ、何か仏壇に供えていた。
「社長、昨日は悪いことしてませんからね。普通に歌合戦を見て、神社に行っただけですから」
背中に声をかけているが反応せず、遺影に手を合わせていた。
見たところ、チョコレートらしきものが供えられていた。
「京香さんの好きなチョコレートをこの前思い出したんだ。あとで茉莉花ちゃんが食べておくれ」
「ありがとうございます」
他にも紙袋に色々入ったものを手渡された。
覗き込むと高級なお店のお菓子がいくつも入っていた。