Death Contract‐死神の契約‐
「で?集めた理由は何なのさ」

「ちょっと待ちなさいよ。レオが集めろって言ったの?」


クロラを遮り、No.6のアビーが喋った。


「そうだが」

「…帰ってもいい?あたし、彼とは馬が合わないの。彼もそれを十分理解してると思うんだけど」

「ああ。だが、そんな事を気にしている暇はない」

「どういう意味?」

「ここにいる全員に協力してもらいたい」

レオは真剣な顔になって言った。
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