Death Contract‐死神の契約‐
「えらい興味深いこと言うようなったなあ。何かあったんか」


No.11のシリアが腕を組みながらレオを見た。


「…お前はその言葉遣いを早く直せ」

「しゃーないやんか。今契約してる奴が大阪住んでんねんもん。あたしも直せんねやったらとっくに直しとるわ」

「なら努力しろ」


レオは冷たく言い放つと、ソファに腰掛けた。
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