Death Contract‐死神の契約‐
そこにあったのは、人のようなモノの背中から黒い翼が生えている写真や、血まみれで苦しそうにもがいている人の写真だった。


「こりゃあ、当分飯は食えねえな」


レオは冊子のページをめくりながら言った。
そこには、写真の他にも、行動などを綴った文があった。


「この情報を貴方に言ったのは誰なんですか?」

「それはお教えできませんね」

「何をしても、ですか」

「何をしてもです」


インビジブルはミルクティーをすすった。
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