Death Contract‐死神の契約‐
春稀は、デスクにつき、パソコンの電源を入れた。


「なんっかないかなぁ…」


春稀は警察のパソコンに潜入していた。新たな情報がないかを捜すために。


「……あるわけねぇよな」


パソコンを閉じようとした時。



《あなたの願い何でも叶えます》



妙な広告が目に入った。


「何でも…?」


春稀の手はマウスへ伸び、吸い寄せられるように、その広告をクリックした。
出てきたのは、ただのオカルト系のホームページだった。


「なんだよ…」


不満そうに呟きながらも、下へやる。すると。



《死神が貴方の元へ》



「は?死神?」


何となく気になった春稀はそこをクリックした。
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