Death Contract‐死神の契約‐
「ちょっと待て」

「何だよ、いちいちうぜえなぁ」

「黙れ。お前の他に死神がいるのか?」

「当たり前だろ」

「そもそも、ナンバーって何だよ。お前は13だろ?どういう意味だ?」

「ナンバーは、簡単に言うと、創られた順番だ」

「じゃあ、お前は13番目に作られたのか?」

「作られたじゃねぇ、創られただ」

「うぜえ」

「お前がな」

「死ね」

「元々死んでる」


春稀は男とやり取りしながら、何となく自分に似ていると思った。
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