Death Contract‐死神の契約‐
「馬鹿も天然も同じだ」

「馬鹿と天然は違うよ」

「どうでもいい。さっさと帰れ。それか、他の奴を探すんだな」

「キミも知っているだろう?ピノが相性を見てもらわないといけないんだから。勝手に決めちゃダメなんだよ」

「それじゃ、春稀も無理じゃねぇか」

「知らないの?春稀君は、誰とでも合うんだよ」

「聞いてねぇよ」

「全く、呆れるよ。大事な会議だってのに、キミは居眠りしていたからね。結局、ピノが見てくれて、1番相性がよかったキミになったんだよ」

「好きで寝てるわけじゃねぇんだよ」

「そうかい」

「さっさと帰れ。行く所がねぇんなら、その辺の公園にでも居とけ」


レオは最後にそう言うと、勢い良くドアを閉めた。
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