FOOLという名のBAR

第10夜 Angel Eyes

 ここは、FOOL という名のBAR
 愚か者が静かに酔い潰れるための店
 今宵もまた一人、愚か者が紛れ込んで来る。

 街は黄昏から夜に変わろうとしている。
 T&Sのストリート・ライヴの歌が聞こえた。

♪ ひとりじゃない
 ♪♪ひとりじゃない ひとりはいや
    どんなにどんなに泣いたって癒せないもの
     失うことで何か気づいたと思う

 私はエンジェル、もちろん本名ではない。探偵よ、だからコード・ネームってとこね。私があまりにもキュートだから皆がそう呼ぶの。こんなにもキュートなのにアイドルではなく何故、探偵になったのか?

 ♪♪ いつしか僕等にとって大切なものが何かって忘れはじめてる
     君がここにいるうちにちゃんと届ければ
      今頃になって気づいてどうしてこうなんだろう

 何か失うことで大切なものに気づくのが人生、虚構の街でさまよう愚か者達に大切なものへと導く力になるために、この街の表も裏も全て見届けたいから。私ってキュートな上に、なんて、いい子なんでしょう?
 T&Sは、ボーカルまるここと、ダンサーのaMEのユニット。私よりちょっぴり若い二人はいつも輝いている。バラードな曲は、どこか切なく、ヒップホップな曲は若さが弾けている女の子という感じが私は大好きで応援している。
 T&Sのライヴが終わった頃には、陽も暮れて夜のネオンが輝き出した。
 ハード・ボイルドな探偵の一日の終わりにはやはりBARでしょう?

 小さなビルの地下を降りるとその店はある。ドアを開けるとカウベルが鳴る。ちょっとこもったような控えめの音が私は好き。

 カウンター席だけのバーで、店の奥にはアップライトのピアノが置いてある。今夜も黒いドレスを着たマリアがピアノを弾いていた。
 そしてカウンターの中にはこの店のママ、ユウコがいて
「エンジェルいらっしゃい」
 と私を迎えてくれた。
「お疲れさま、ママ。今日も適度な翳りを漂わせてハード・ボイルドないい女・・・」
「ハード・ボイルドはエンジェルからの最高の称号だったね、ありがと」
 いつもと変わらない店の風景を打ち壊すモノが今夜はカウンターの真ん中を陣とっていた。
「よう、エンジェル。今夜も可愛いぜぇ」
 と先客が顔をねじ曲げて私に愛想笑いを浮かべた。
「あら、岸村のダンナぁ、お久しぶり!」
 私も愛嬌たっぷりで微笑み返し。嫌味がない私のキュートな笑顔に岸村はタジタジで苦笑いを浮かべるしかない
「エンジェルの口から岸村のダンナぁと呼ばれるとあまりにもアンマッチでピンと来ないが、それが妙にいいものだなぁ」
 と言って岸村は体をずらすような真似をする。独立したスツールだから、どいたことにはならないが、気持ちは理解したというように私は微笑んだ。
「ハード・ボイルドな世界では刑事は皆、ダンナぁと呼ばれるものよ」
「嬉しいじゃないか、俺もエンジェルの世界の住人だ」
 私は顔色ひとつ変えずに岸村の隣のスツールに腰掛ける。岸村の方がそわそわしているくらいだ。
「飲むか?俺の酒?」
 岸村のボトルはヘネシー。高価なブランデーだ。
 悪徳刑事・・・と呼ばれる岸村にはお似合いのボトルだ。
「ありがとう、でも私が最初に飲むものは決まっているの。だってそれがハード・ボイルドの定番でしょう?」
「なるほどなぁ、ハード・ボイルドか」
 ユウコが私の最初の一杯のための材料をカウンターに並べる。
 チェリー・ブランデー
 コアントロー
 レモンジュース
 グレナデンシロップ
 アンゴスチュラビターズ
 ユウコは鮮やか手つきで材料を入れシェイカーを振った。カクテルグラスに注がれる液体は、真っ赤なのに透明に澄んでいる。
「お待たせ。Angel Blood (エンジェル・ブラッド)だよ」
 とユウコがカウンターにそっと置く。
「へぇ、オリジナルかい?このカクテルは」
 と岸村は横から覗き込む。
「きっと、天使の血液はこんな風に赤く澄んでいるのだろうと思ってね」
 とユウコが微笑む。
「キュートな私にぴったりのカクテルだと思わない?ダンナぁ」
「けっ、よく言うぜぇ。でもなあ、そのダンナぁって間延びした呼ばれ方されると、言い返す気力も失せるぜ」
「ねぇダンナぁ、アイドルが可愛いと言われる条件のひとつを知っているかしら?」
 岸村は暗い目を漂わせて考えている。
「目よ」私は自分の瞳を指差して続ける。「白目と黒目の比率が一対二対一なの。黒目が大きな女の子はキュートなの、私を見れば分かると思うけど」
 私は可愛い鼻をツンと上げて岸村に微笑みかける。私の必殺技の仕草のひとつ。
 岸村は素直に、ウンウンウンと頷いた。
「ダンナぁ、私にメロメロじゃない?」
「ママ、俺はどうかしているのか?この自身過剰な女の前では何も言い返せない」
 と岸村はユウコに同意を求めるような視線を送る。
「誰だってエンジェルの純粋さが眩しくなって受け入れてしまうのさ。ここに来る愚か者達は・・・昔、失くした何かをエンジェルの笑顔に探してしまうのさ」
 とユウコは目を細めて私を見つめてくれた。意外にも岸村の暗い顔も少し柔らかくなる。
 私はAngel Bloodを二口で飲み干した。
「美味しい・・・ママはセリフ回しから、チャーミングな顔にアンバランスな悲し気な瞳、そして・・・全体に漂う気だるさ・・・が完璧なハード・ボイルドな女になっていて、私の理想の女」
「嬉しいねぇ・・・エンジェルのようなキュートな女の子から理想の女・・・って言われるなんて、どうだい、岸村の旦那」
「ママに旦那って言われると、しっくり来るなあ、ドスが効いていて」
岸村はグラスを呷る。
「ドスが効いているは余計だよ」
ユウコはカクテルグラスを下げていつものようにオレンジジュースをカクテルグラスに入れて私の前に出す。
「これも、何かのカクテルかい?」
と岸村が私とグラスを見比べる。
「ダンナぁ、これは一〇〇%のオレンジジュースよ」
と言って私は岸村のグラスと乾杯する。
「ジュース・・・だあ?」
咄嗟にグラスを合わせて面食らった顔をする岸村にユウコも吹き出してしまった。
「エンジェルがエンジェルと呼ばれる所以さぁ、酒浸りのエンジェルじゃ幻滅しちゃうだろ、ダンナぁ」
とユウコが“ダンナぁ”の部分は私の声色を真似して言った。
岸村は苦笑しながら頭を振っている。

♪ ピアノの音
♪  Angel Eyes

「エンジェル・アイズ。昔、失くしてしまったものを想い出すにはちょうどいい曲だな」
 岸村はこの曲を知っているようだ。マリアのピアノは心を映すと言われている。悪徳刑事と呼ばれた岸村でさえ、そのピアノの音に引き込まれてしまった。
「この曲は、天使のような瞳をした恋人を失くしたって歌がついていたなあ。エンジェルの瞳・・・か」
 と私の瞳を覗き込む岸村の瞳が一瞬、悲しいくらい優しかった。
 岸村は慌てて視線を逸らした。

「誰がいつからエンジェルなんて呼び出したんだ?悪くはないがな」
 岸村は鼻を鳴らす。
「まっ。探偵の私としては “エンジェル ”はニックネームではなく・・・コード・ネームってとこね」
「ホントに探偵なんてやっているのか?あの元坊主の探偵事務所だろ?」
「そうよ、七尾探偵社のエース調査員よ」
「そんな、いかにもドラマに出て来る探偵みたいな、サングラスを胸に挿して」
「うちのボスは推理小説派気取りだけど、私はハード・ボイルド派で大きく思想は違うのだけど、うまくやっている方よ、でも・・・」
「でも…?」
「つまらないのよ、毎日、浮気調査ばかり、それだけ!ホントにもう、退屈なのよ」
「ふん、治安国家の日本は我々警察官が日夜治安維持に勤めているからな」
「あぁ・・・イヤ。うちのボスと同じこと言っている」
「ドラマみたいな探偵の活躍する場面なんて・・・」
「ダンナぁ、意外とお喋りね、それとも、キュートな私の前で饒舌になってしまったのかしら」
 岸村はまたしても面食らったって顔をした。
「まるで親子で漫才やっているようだよ」
 とユウコがさりげなく入り、空になった岸村のグラスを満たす。
「おいおいママ、親子ほどの年の差はないぜ。まっ、兄妹ってところで妥協するか」
「そんな苦虫を噛み潰したような顔しているから老け込むのよ、ダンナぁ」
 私の最後の“ダンナぁ”に必ず岸村は耳を向ける。
「けっ、余計なお世話だぜぇ。ところで浮気調査は儲かっているのか?」
「儲かっているんじゃないかしら。つまらないけれど・・・誰も、かしこも嘘で塗り固めた虚構の街の住人だから」
「虚構の街・・・か、うまいこと言うね、エンジェル」
 とユウコが言葉を挟んだ。
「うちのボスは喜んで走り回っているけど、この世の虚構を全て剥ぎ取って、素直になろ〜うって」
 と私はダラダラと右手を上げて見せた。
「素直なのはエンジェルだぜぇ」
 と岸村が笑う。
「ダンナぁ。少しずつ笑顔が人間らしくなってきたかも知れないわね。やっぱり、キュートな私の影響ね」
 岸村はフッと息をつくように笑った。納得したと言うことだろう。
「今日の浮気調査なんて最低よ、人間不信になりそうなお話」
 皆の視線が私に集まる。
 いつの間にかマリアのピアノも終わっている。
「今回は、妖艶なマダムの依頼なの・・・ねぇダンナぁ、その下品な笑いは何?」
「妖艶なマダムと言われちゃなぁ・・・つい、失礼した」
「えっ?なんでそんなに素直なんだい、旦那」
 とユウコがちゃかす。
「せっかくエンジェルが話しているんだ、いいじゃないかママ」
「ダンナぁが照れているよ。珍しいこともあるものだ、ホントにあなたは天使かもね」
 とユウコは私に耳打ちして、フッと笑みをこぼした。
「マダムはうちの事務所に来るなり、『夫に女がいるようなのです。その決定的証拠を掴んで頂きたい』と言い放ったのよ」
「なんか怖そうだね」
 ユウコは震える真似をした。
「で、私は徹底的に旦那さんに貼りついて調査をしたの、コード・ネーム“エンジェル”大活躍ってわけ」
「ほう、よく見つからなかったな、エンジェル」
「ダンナぁ、そ、そのマジ顔は何?見つかるはずがないでしょうにぃ。私は探偵よ、プロフェッショナルな」
「ふん、で?掴んだのか?浮気の証拠を」
「そうよ!ラブホから出て来る二人の顔をバッチリ撮ってやったわよ」
「マダムは悲しんでいたかい?」
 とユウコが心配気な視線を向ける。
「いいえ、報告書を提出した時・・・ゾッとしたわ。マダムの微笑が怖いなんてものじゃなかったから」
「悲しいどころか、尻尾を掴んだって喜んでいたわけだな」
 と岸村はニヤリと笑う。
「旦那さんは婿養子だったのよ。かわいそうに」
「終わったなぁ・・・」
「ふふん、終わらないわ、悲劇は連鎖するのよ」
 と私はそこで上目使いにクールな笑みを忘れない。私の必殺技の仕草第二段。
「私はボスに完了報告をしたのよ、でもボスは、あのスキンヘッドを撫でながら言ったのよ。『まだまだですエンジェル。第二幕の始まりです・・・付いて来て下さい』とのたまったのよ」
♪ ピアノの音・・・

 懐かしいようなリズム。昔のロックかしらと私は思った。

「 Paint it, Black、黒く塗れ、という意味」
 とユウコが呟いた。ローリングストーンズの古い曲だそうだ。
「ボスは私には内緒で別の仕事を受けていたの・・・その調査の報告に出向き、その報告先の依頼人の顔を見て私は・・・口がぱっくり・・・開きそうになったから押さえたわ」
「指で唇を挟んだのかエンジェル?」
 と言って岸村は親指と人差し指で自分の唇を挟んだ。
「馬鹿じゃあないの!比喩よ!比喩的表現」
「エンジェル、岸村の旦那はからかっているだけよ」
「わ、分かっています、ママ。ちょっと、ムカついただけ」
「その依頼人はマダムの旦那だったってことかい?」
「旦那さんはマダムの浮気調査をボスに依頼していたのでは当たり前のお話。岸村のダンナぁ、それでオチがついたと思ったのかしら?」
 私は岸村の顔を覗き込み、瞳をくりっと見開く、どうよ、私の必殺技スリー。
「マダムには若い彼氏がいたのよ、イケメンな。旦那さんは勝ち誇った顔をしていたわ、婿養子だって慰謝料は取れるだって」
「しかし、怖い話しだなぁ・・・でもよ、探偵料は二重取り、坊主丸儲けだなぁ・・・」
 岸村はきっと、ボスのスキンヘッド頭を思い浮かべていると思う。
「でも、虚構の街はまだ眠らないわ」
 私は喉が渇いてオレンジジュースを飲み干した。
「ママ、エンジェルにお代わりを、俺の奢りだ」
 私は岸村の好意を素直に受ける。
「そして・・・旦那さんも不気味な笑みを残して、いざ出陣というわけ」
「どうなるのだろうね?」
 ユウコはお代わりを私の前に置きながら言った。
「綺麗に離婚するしかないだろうなぁ・・・旦那はかわいそうだがなぁ・・・失うだけで」
 岸村は同性の旦那に同情しているようだ。
「虚構の街・・・はもう少し、平等だった。それは哀しいけど・・・マダムの彼氏はマダムのお金が目当て・・・マダムが離婚したことを知って、逆に危険を感じた・・・」
「マダムも捨てられたってわけだ・・・マダムはプライドまでズタズタだな」
 岸村は吐き捨てるように言ってグラスを呷る。
「そう、嘘で塗り固めた虚構の街・・・」
「最後の結末は所長が裏を取ってきたのかい?」
「えぇ、そうよ。ママ」
「エンジェルにとことん見せたってことか、あの坊主探偵は、菩薩のような笑みを浮かべながら」
 岸村は憤慨しているようだ。
「旦那はエンジェルに大人の汚い部分を見せたくないと思っているんだよ。それでもエンジェルは探偵を続けるのかい?」
「もちろんよ、私はハード・ボイルドな探偵ですから」
♪  Paint It, Black

「この曲のように、何もかも真っ黒に塗り潰せたらいいのになぁ・・・白黒つけなくて済む」
 と言ってグラスを呷る岸村は悪徳刑事と呼ばれる男には見えなかった。

カシャ
 氷とグラスが触れる音・・・

 皆が酔いの中から浮上して来る。
 マリアのピアノは魔法のようだ。
「ねぇ。ダンナぁ・・・何故、悪徳刑事と呼ばれてまで・・・何を調べているの?」
 誰もが傷ものに触れないようにしていた問いだとは分かっていた。岸村は裏の世界と癒着してまで何かを調べている。探偵なんて稼業も表だけの世界じゃない。悪徳刑事と罵られる岸村の噂は私の耳にも聴こえている。
 岸村は答えるべきか考えあぐねていた。
 ユウコがボトルを並べた。
 カナディアン・ウィスキー
 ドライ・ベルモット
 カンパリ
 それぞれを同量ずつをミキシング・グラスでステアした。
 カクテルグラスにぴったり二杯。岸村と私の前に置く。
「オールド・パルというカクテルだよ」
「昔の仲間・・・という意味だったかな、ママ」
 と言って岸村は一息で飲み干した。
 私も一口飲む。
「仄かな苦味に微かな甘味・・・妙に悲しい味」
「俺はなぁ・・・エンジェル・・・友達(だち)を捜しているんだよ・・・人殺しになっちまったぁ友達をこの手であげるために俺は警察官になったんだ・・・」
 岸村の瞳がまた暗い闇に変わった。
「今風に言えば反社会勢力団体二派がシノギを削り合う街に俺らは居たんだが、ある日、鉄砲玉が送られて来て返り討ちにあって逃げた。逃げ込んだ先が俺の友達の家の裏庭だった。そこまではいいさ。問題はその友達がかなりのガンマニアだったことだ。その日も友達は裏庭で改造したエアーガンの試射をしていた。血まみれの男が友達に助けを求めるように拳銃を突き出した。あいつは助けるどころか死に体の鉄砲玉の拳銃を奪い取って止めを刺したんだよ。目の前の本物の拳銃に魅せられてな」
 岸村は過去を振り払うように頭を振った。
「友達は俺を呼びつけて拳銃を見せた。あいつは瞳を輝かせて言った。
『屑みたいな男が死ぬ寸前だったんだよ、なのに僕に拳銃を向けた。正当防衛だろ?なあ、岸村』
 俺は一緒に自首するんだと無理矢理引き摺り出した。あいつは俺に拳銃を向けて俺を脅した。そして闇に消えたんだ。時が過ぎて噂が聞こえた。反社会勢力団体に飼われた人殺しがいると。その風態が友達に似ていると」

 私は岸村に掛ける言葉を持つほど大人じゃないことに気がついた。何も言わずオールド・パルを舐めるように飲んた。

♪ Paint It, Black

『この曲のように、何もかも真っ黒に塗り潰せたらいいのになぁ・・・白黒つけなくて済む』
さっきの岸村の言葉が心に甦る。

「エンジェル・・・この話しをしたのは初めてだよ。エンジェルの瞳が心にあるものを引き出してしまうようだ。今夜は少しだけ、人間に戻れた気がするよ」
 と言って岸村はスツールを降りた。
「エンジェルがエンジェルと呼ばれる所以だね」
 ユウコは岸村のいたカウンターの上を片付けながら言った。

「黒く塗り潰された街の嘘を、拭ってくれ、探偵さん」
 そう言った岸村に私は
「私に出来ることなの?」
 と聞いた。
 岸村はユウコに視線を向ける。
 そしてユウコは私に向かって頷いた。
 カウベルが鳴って、ドアの外に消える岸村の背中にマリアのピアノ。

♪ Angel Eyes

 失くした天使の瞳は岸村にはもう戻らないのだろうか・・・
 私はオールド・パルを静かに飲み干した。
「大人の味だと思ったわ、ママ」
「大人になったね、エンジェル」

♪ Angel Eyes

 止まってしまった時間を動かして前に進める日が来て欲しい。岸村にもこんな日がまた来て欲しいと思った。
 ここは、FOOLという名のBAR
 愚か者が静かに酔い潰れるための店。

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