❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
祐志は病院からまゆのスマホに連絡した。

しかし、まゆのスマホは繋がらない。

嫌な予感が脳裏を掠めた。

祐志は病院を出て、マンションに向かった。

案の定、まゆはどこにも見当たらない。

しかし、スマホは持って出て居るようなので、GPSでまゆの居所を確認した。

まゆは駅に向かっていた。

祐志は急いで、まゆの後を追った。

その時、工藤の言葉を思い出していた。

「おい外科医、俺には敵がたくさんいる、まっ、それだけやばい道を歩いてきたってことだが、まゆも狙われる、だから、俺に万が一のことがあったら、まゆを守ってやってくれ」

まさか、誰かに連れ去られるなんてこと、ないよな。

まゆも狙われる、その言葉がおれの背筋を凍らせた。

駅に向かうと、まゆの姿を見つけたが、まゆは車に押し込まれて連れ去られてしまった。

俺はタクシーを捕まえて、後を追った。

誰なんだ。

俺はとりあえず、工藤組組長に連絡を入れた。

「ご無沙汰しております、服部祐志です」

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