❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
お互いのことは知らずに求め合っていた、俺はまたお前を抱きたいって思ったよ、だから助けた、惚れた女が目の前で危険な目に遭っていたら助けるのは当たり前だろ」

惚れた女って私?

「関係ないからもう、俺の側にはいられないってことか」

「私が佐伯さんの側にいたら迷惑がかかります」

「それは表向きだろう、まだ工藤が好きなんだろう、忘れられないんだろう」

祐志さんは信じられないくらい、声を荒げた。

「もう、佐伯龍はこの世にいない、お前の前にいるのは服部祐志だ」

俺はこの時、まゆは申し訳ないと言いながら、本音は俺から離れたいんだろうと思っていた。

どこの誰かもわからない佐伯龍の側にはいたくないんだろう、それより、

工藤が忘れられないんだろう、数え切れないくらい、抱かれて、

これから先、佐伯龍には抱かれたくないんだろう。

まさか、まゆが俺に惹かれ始めていたなんて、思っても見なかった。

「俺に申し訳ないと思ってるなら、毎晩俺を興奮させてみろ、お前は離さねえ、
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