❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
「俺に抱かれながら、工藤に抱かれた時のことが蘇ったんだろう」

「工藤さんには抱いてもらったことはありません」

「嘘を言うな」

「嘘じゃありません、佐伯さんに助けて頂いた時はじめてで、そのあと二回目抱いて頂いて、
昨夜が三回目です、私は三回しか経験がありません、佐伯さんだけです」

「工藤は一回もまゆを抱いたことがないのか」

「ないです、お食事頂きましょう、祐志さん、今日からお仕事ですよね」

「ああ、そうだ」

俺は戸惑っていた。

俺だけ?

「祐志さん、祐志さん」

「うん?」
「どうかしましたか」

「いや、どうもしない」

俺はなんて奴なんだ。

なんでもっと、まゆを信じてやれなかったんだ。

昨夜はまゆを犯したも同然だ。

まゆを傷つける暴言を吐いて、しかもまゆは慣れないことを、俺との約束通り俺を興奮させようと頑張った、しかも俺の上に

またがり、自分の中に入れようと試みた、二回しか経験がないのに、やったことがない

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