❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
祐志さんと共に暮らしていきます」
「そうか、二人で話あったんだね」

「はい、でも時々遊びに行かせてください、祐志さんも賛成してくれていますので」

「そうかい、それは俺の方から頼みたいことだ」

私は遊びに行くことを約束して、スマホをきった。

平穏な日々が流れて、私は幸せを感じていた。

安定期も過ぎて、お腹も目立ってきた。

祐志さんは禁欲生活をしてくれた。

ギュッと抱きしめて、チュッとキスするだけで眠りにつく毎日を過ごした。

あの後、すぐに入籍を済ませた。

私は服部祐志と夫婦になった。

このまま、順風満帆に人生を歩んでいけると疑いもしなかった。

俺は服部祐志として、まゆと人生を歩んで行くことになんのためらいもなかった。

しかし、俺が佐伯龍だと知っている女性が患者としてやってきた。

北条あやか、俺が極道の時、毎日のように身体を重ねた相手だ。

当時、キャバクラで働いていた、まゆとは真逆のタイプの女だ。

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