❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
今まで、佐伯龍を知っている奴と出会わなかったのは、奇跡だったのかもしれない。

「龍、すごい、本当に外科医になったんだね」

あやか、まさか、あやかが患者として来るなんて思っても見なかった。

「でも、服部祐志って……」

「人違いをされているんじゃないでしょうか」

「人違いなんてしてないよ、龍を間違えるわけないじゃん、ずっと探していたんだよ」

「今日はどうされたのですか」

「あ、手をひねって、上がらないの、山本組の若頭がしつこくて」

「レントゲンを撮りましょう、また呼ばれますので、待合室でお待ちください」

「龍、また、会ってよ、あの時みたいに抱いて」

「待合室でお待ちください」

俺は完全に動揺していた。

よりによって、あやかと会ってしまうなんて。

あの当時、あやかはキャバクラで働いており、俺は若頭で、店に通っていた。

毎日、店に行き、あやかを抱いていた。

別室を用意させた。

あやかは部屋に入ってくると、すぐに色っぽい下着を俺に見せるために、

服を脱ぎ始める。
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