❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
お腹が目立ってきたから、我慢しようと言ってくれた祐志さんだったけど、

やっぱりあんな濃厚なキスされて、我慢出来なくなっちゃったのかな。

それとも、そういう女性がいたの?

佐伯龍の時は、毎日、色々な女性と身体を重ねることが当たり前だったんだろう。

その時の人?

私は今は服部祐志の妻だけど、以前は工藤飛鳥と最後までは行かなくても、身体を重ねた。

祐志さんに文句言える立場じゃないよね。

やっぱり、嫌だったのかな?

許せなかったのかな。

それはそうだよね。

知らないふりしてる方がいいのかな。

そんなことを考えていたら、祐志さんが帰ってきた。

「ただいま」

「おかえりなさい」

私はまっすぐ祐志さんを直視出来ずにいた。

なんか、私が悪いことしてるみたいな雰囲気になった。

「食事召し上がりますか」

祐志さんに背中を向けていた私をギュッと抱きしめた。

「祐志さん、どうされたのですか」

祐志さんは黙ったまま、私を抱きしめていた。

「まゆ、ごめん」

「えっ」

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