❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る

俺はまゆの言うことに従った。

今日は、生まれてくる子供の服を見に行った。

「可愛いな、それにこんなに小さいのか」

「まだ、性別が分からないので、下調べにしましょうね」

「えっ、買わないのか」

「男の子にピンクはちょっと抵抗あるし、女の子にブルーは寂しいですから」

「わかった、まゆがそうしたいならそうしよう」

「祐志さん、女の子が生まれたら、甘いパパになりますね」

「何言ってるんだ、まゆ以外には厳しいぞ」

「どうでしょうか」

俺は幸せを噛み締めていた。

自分以外の人間と関わりを持たないように生きてきた。

それが、好きな女が出来て、結婚して、子供が生まれる。

服部祐志として生きていこうと決めた日からは、想像が出来ないことだった。




私は祐志さんに一人で出歩くなと言われていた。

でも、一人で買い物に出掛けてしまった。

すぐ帰って来れば大丈夫だよね。

私の考えは甘かった。
しかも、どうして、私は極道のいざこざに巻き込まれちゃうの?

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