❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
そして、インターホンが鳴った。

「おはようございます、龍坊ちゃん、お迎えに上がりました」

龍坊ちゃん?

祐志さんはドアを開けて、言葉を発した。

「田淵、お前どう言うつもりだ」

「龍坊ちゃん、おはようございます、姐さんもおはようございます」

「おはようございます」

私は田淵さんに挨拶をした。

「これから、龍坊ちゃんが病院へ仕事に行く時と帰り、お迎えに参ります」

「はあ?そんなこと頼んでねえ」

「龍坊ちゃんは小さな時から医者になりたくて、一生懸命勉強なさっていました、
それを思い出したんです、だからこれから二足のワラジを履いて頂きます、危険を回避するため、佐伯組組員は全力で龍坊ちゃんと姐さんをお守りします」

わあ、余計に危ないと思うけど……

「おはようございます」

田淵さんの後ろから現れたのは、祐志さんより若い男性だった。

「姐さんの護衛はこいつが承ります」

「姐さん、陽介って申します、以後お見知りおきを願います」

「あ、よろしくお願い……」

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