❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
私、どうしちゃったの?

工藤飛鳥はグッと私に近づいた。

「お前さあ、犯されてねえぞ」

「えっ」

どう言うこと。

「お前が気絶してる間に、じっくりあそこ見せてもらった、胸もピンク色だし、
あそこも綺麗なピンク色だった、指入れたらめっちゃきつかったから、外科医と一回ぐらいしか身体を重ねてないだろう」

嘘、私、やくざとしちゃったの?

私が気絶してる間に、ひどい。

私は涙をいっぱい溜めて、工藤飛鳥の胸を叩いた。

「ひどい、人が気絶している間にしちゃうなんて」

彼は私の手を掴んで、引き寄せた。

「おい、誤解だ、落ち着け、まだ抱いてねえよ、安心しろ」

どうしたの?

なんでこんなにぎゅっと私を抱きしめるの。

「ひでえ顔、涙でぐちゃぐちゃだぞ」

彼は私の涙を拭ってくれた。

「外科医とはじめてだったのか」

私は素直に頷いた。

「へえ、そうか、外科医のところに帰りてえか」

私は俯いて答えなかった。

「喧嘩でもしたのか」

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