❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
まゆは考えていた。

俺はなんでこんなに必死に説得してるんだ。

いつもは無理矢理押し倒してやっちまうのに……

「分かりました、工藤さんの女になります、どうせ、祐志さんのところには帰れないし」

「いい心がけだ」

まゆと身体を重ねた。

「まゆ」

まゆに激しいキスをした。

まゆは小刻みに震えていた。

首筋に唇を這わせ、強く吸った。

まゆは色っぽい声をあげた。

「やべえ、すげえ、興奮する」

胸に触れた。

ピンク色の肌は高揚していた。

「ああ、ううん」

「気持ちいいか」

その時、まゆの唇は「祐志さん」と動いた。

俺の首に手を回して抱きついてきた。

「祐志さん、大好き」

まゆは外科医の名前を連呼した。

俺はまゆを抱きしめながら、味わったことがない気持ちに戸惑った。

「まゆ、お前はいま、誰に抱かれてる」

「おい、まゆ」

まゆはゆっくり、目を開けて俺を見た。

「祐志さん」

「俺は工藤飛鳥だ、俺の名前を呼べ」

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