❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
結局最後までいかずに、まゆとの抱擁は不完全に終わった。






俺は服部祐志に会ってみたくなった。

そして服部総合病院へ向かった。

「祐志先生、あのう、工藤飛鳥さんと言う方がご面会にいらしてます」

「工藤飛鳥、誰だろう、応接室に通してくれる」

通された部屋で待ってると、ドアがノックされた。

そして一人の男性が入ってきた。

「失礼します、自分が服部祐志ですが、どのようなご用件でしょうか」

こいつか、まゆが愛している男は……

「俺は工藤飛鳥、工藤組若頭だ」

「それでご用件は」

「まゆを預かってる」

こいつの顔色が変わった。

「まゆは無事でしょうか」

「ああ、まゆの親父、深海健一郎の借金を返すため、俺の女になった」

「と言うことはあなたが借金を払ってくれて、代わりにまゆにあなたの女になれと脅迫したんですね」

「さすが先生はあたまの回転が早い、でも脅迫してないぜ、まゆが俺の女になると言ったんだ」

「そんなわけない」

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