❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
「あんたに迷惑かけられないと、あんたの元を出てきたと言ってた、先生、あんたはフラれたんだよ、まゆに、だから、まゆのことは諦めてくれ」

「まゆは絶対にあなたから連れ戻す」

「借金はどうするんだ」

「自分が払います」

「マジかよ、まゆはもう、毎晩俺に抱かれてるんだぞ、そんな女を先生はこの先愛せるのか」

「はい」

「そうか、でも、俺の立場ってもんがあるんでな、また連絡するよ」

先生は急に頭を下げた。

「まゆに手荒な真似はしないでくれ、まゆは嫌な目に遭っている、これ以上まゆの意にそぐわないことがあると、精神的に壊れる恐れがある」
「分かった」
俺は病院を後にした。
まさか、まゆが極道に捕まってるなんて思いもしなかった。

確かにまゆの義兄は捕まり、親父さんの会社は倒産した。

そのため、闇金に手を出したんだろう。

俺のところに金の工面に来ると思っていたが、多分まゆに金をせびりにきたんだろう。

だから、まゆは今後俺に迷惑がかかると、俺の前から姿を消した。

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