旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜

そして、じっくりと時間をかけて熱を高められたあと、はじめての私を気遣うようにして、ゆっくりと隼人さんが中に入ってきた。

「あっ――」
「……大丈夫? 痛い?」

はじめて感じる彼の熱は、とてもあつくて、痛くて、苦しくて……。

でもそれ以上に、彼と一つになれた喜びでいっぱいだった。

「大丈夫です……」
「動くよ……」

ゆっくり突き動かされる体。
私が顔を歪めるたびに心配そうな、隼人さん……。
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