旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜

「するわけありません……。隼人さんこそ、私に飽きてもっと若い子に目移りしないでくださいね」

「こらっ、するわけないだろう」


彼の隣に見合う大人の女性になりたいと思っていたのと同じく。

彼はその年の差に不安に感じつつも受け入れ、時が熟すのをひたすら待ってくれていた。

私たちの歳の差が埋められることはないけれど、

これ以上のパートナーはいないと思うの。
< 109 / 110 >

この作品をシェア

pagetop