旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜
「するわけありません……。隼人さんこそ、私に飽きてもっと若い子に目移りしないでくださいね」
「こらっ、するわけないだろう」
彼の隣に見合う大人の女性になりたいと思っていたのと同じく。
彼はその年の差に不安に感じつつも受け入れ、時が熟すのをひたすら待ってくれていた。
私たちの歳の差が埋められることはないけれど、
これ以上のパートナーはいないと思うの。