旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜

「悪いが3日後のスケジュールを組み直してほしい。相手側から指定があった、できる?」
「車内で察しまして、もうすでに取り掛かってます」
「さすが。いつも助かるよ」

そして、斜め後ろには金髪碧眼の人目を引く美人秘書。

スラリとした長身に、波打つブロンドの長い髪。サファイアのような大きな瞳。逆三角形のちいさな顔に、グラビアアイドルのようなプロポーション。

欧州一流大学出身の隼人さんの右腕とも言われる彼女は、彼の大切な人だったと聞いたことがある。名前はソフィアさんだ。
< 29 / 110 >

この作品をシェア

pagetop