No. 1イケボ歌い手の正体は高音美少女でした。
 でも、ここは説得する!

 「七草っ!お願い・・・!」

 七草を見上げて、懇願する。

 「・・・ずるい」

 顔を私から思いっきり背けて、口元を覆った七草。

 「はぁ。もう良いよ。cinemaが許可してくれたらね」

 や、やったぁ!

 七草!本当ありがとう!

 「ははっ。七草は美紅に従順だな」

 「うるさい・・・」
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