No. 1イケボ歌い手の正体は高音美少女でした。
 「あぁ。俺が行ってくる」

 蘭にぃが玄関に向かってから、しばらくの沈黙が続く。

 「ど、どうしたんだろう・・・」

 「さぁ?凶器持った人がいたとか・・・?」

 「怖いよ、七草くん。もしそうだとしても、蘭くんは大丈夫だよ。身体能力高いじゃん?」

 う〜ん・・・。

 心配!

 蘭にぃは運動すごいできるけど、でももし・・・・・・。
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