No. 1イケボ歌い手の正体は高音美少女でした。

　「千尋さんこんにちは〜。連れてきました」

　千尋さん・・・？

　中には、スーツ姿でまとめ髪にしている、清楚で綺麗な女性がいた。

　いかにも、仕事ができそうって感じがする。

　尋美さんは蜘蛛を見た後、私に視線を移した。

　「あら〜。この子がハス？予想以上に可愛らしい子ね」

　「えと、初めまして・・・」

　これは、名乗ってもいいのかな？

　「そんな緊張しなくても大丈夫だよ〜」

　じっとこっちを見つめる千尋さんが少し、怖い・・・！

　「あ、そうだ。自己紹介遅れたわね。千代千尋(せんだい　ちひろ)といいます。元cinem
改めあなた達ZERO KINGのマネージャーを務めさせていただきます」