No. 1イケボ歌い手の正体は高音美少女でした。
 「やった〜!!」

 美紅と出かけると、毎回金が減ってくな。

 美紅は、時々俺と出かける。

 出かけたいと言ってくる。

 どうせ、何か買ってもらいたいものがあるんだと分かっていて、金が減るのも分かっているのに・・・!

 ついていってしまうのはなぜだ・・・。

 「蘭にぃ、これ買って?」

 「一生に一度のお願いはどうした」

 「私の一生に一度は何回でも使っていいんだよ!」

 「はぁ・・・分かった」

 俺は、美紅に甘いのかもしれないな。





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