ゾンビアイドルと溺愛同居
☆狂夜side☆
あれ……
ここって……?
まぶたを開けたと同時
俺の目に飛び込んできた真っ白な天井。
どうやら俺は
ベッドの上で寝ているらしい。
ここがどこなのか
周りを見回さなくてもわかる。
子供の頃から、お世話になっているから。
フカフカなこの、シングルベッドには。
俺がいるのはゾンビ研究所。
病院の個室のようなこの部屋は
目をつぶっても
どこに何があるかわかる。
シングルベッドの隣には、車いすで
ターンダンスができるくらい
広いスペースがあり
奥の廊下からは
お風呂、トイレ、洗面所に行ける。