ゾンビアイドルと溺愛同居
眠り姫を溺愛したい

*
*
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その日からの俺は

空き時間になると

ゾンビ研究所へ通いだした。



朝まで仕事がない日は

研究所に泊まっている。



純恋が眠り続けて今日で5日目。

相変わらず純恋は、ゾンビ姿のまま。



俺は純恋が眠るベッドに腰を掛け


「ただいま」


紫色のザラついた純恋の唇に

自分の唇を押し当てる。


やっぱり純恋は、ピクリとも動かない。



「眠り姫は王子様のキスで
 目覚めるはずでしょ?」

と、苦笑いを浮かべた俺。


「純恋はもう俺のことを
 ずっと一緒にいたい王子様だって
 思えない?」

大好きなものを愛でるように

俺は純恋の髪を優しくなでる。



やっぱり、無反応かぁ……

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