ゾンビアイドルと溺愛同居
優&怖アイドルのご訪問
☆純恋side☆
狂くんとサヨナラした日から
1週間が過ぎた。
私は今も
ゾンビ研究所に閉じこもっている。
私の部屋として与えられた個室の
ダブルベッドの上。
私は三角座りをしながら
膝に右頬を押し当てた。
狂くんのこと、拒絶しちゃった。
『狂くんはもう、私の推しじゃないから。
私に関わらないでください』
そう言っちゃた。
本当は狂くんのことが大好きで
会いたくて、瞳に映したくて
たまらないっていうのに……
でも、これでよかったんだよね?
だって私が薬を飲みこんで
ゾンビとして眠り続ける前に
狂くんに言われたもん。
『純恋のことが大嫌い』
『もう二度と
俺の前に現れないで』って。