ゾンビアイドルと溺愛同居








今日も研究所のお掃除で、一日が過ぎた。


現在は夜の8時。


私は個室のダブルベッドの上で

三角座り状態。


ボーっと窓の外の満月を眺めている。



狂くんは今、何をしているのかな?


私と同じ満月を見上げていたりして?


はぁぁぁぁぁ。


大嫌いって言われたのに

狂くんのことばっかり考えちゃう。


なんでまだ私は

狂くんを大好きなままなんだろう。


人の恋心って、難しいね。


大好きの感情を、簡単に

捨て去ることができればいいのに。




「推し替えなんて、私にはムリだよ~」


大好きな狂くんが

私の誕生日をお祝いしてくれて

抱きしめて、キスしてくれたこと。


幸せ過ぎて忘れられないもん。

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