君と見た夢のような世界、それは切ないくらいに澄んで美しく
「さて、ブレスレットの説明もしたことだし、
そろそろ部屋に案内するわね」
そう言った惺月さんは建物の出入り口のドアの方へ。
その惺月さんに続く那覇。
そんな那覇に続く私。
これからどんなことが待ち受けているのだろう。
そう思うと、わくわくもするけれど緊張や不安もある。
そんないろいろな感情が混ざり合いながら惺月さんや那覇と一緒に建物の外に出た。