君と見た夢のような世界、それは切ないくらいに澄んで美しく



 時刻は七時を回ったところ。

 私と空澄(あすみ)はコンビニで買ってきた食べ物を食べ、いろいろな話をして過ごしている。


 そうしているとき。
 ふと思った、不思議だと。

 睡眠不足からくる疲労が溜まっているはずなのに。
 空澄の家に来てから約一時間。
 こうして空澄と一緒に食べて飲んで話をして。

 一体どこにそんなエネルギーが残っているのだろう。


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